葬儀・墓参りのマナー

死後の手続き

人が死んでしまったら、葬式を行いますが、保険、遺産相続、届出など、葬式前に行うことや、その後に行うこともたくさんあります。

保険、遺産相続、届出

まず、行うことは、死亡届を7日以内に提出しなければなりません。届出先は本籍地、または現在お住まいの役場で構いません。次に名義変更関係です。車、貯金、家、株などがあります。電気、水道、ガス、電話などは全て精算後、解約し、生命保険などは請求に必要な書類を早急に集めて、早めに提出しておきましょう。必要な書類とは、死亡保険請求書、死亡診断書、戸籍抄本、除籍抄本や印鑑証明などです。

最後に遺産相続です。遺産相続は遺言があればそれに従うことになりますが、もしなければ、法定相続人に分配されます。相続には土地、貯金、建物、宝石などがありますが、ローンなども一緒に相続しなければなりません。もし合算してマイナスになる場合は、遺産放棄などという手もあります。もし、遺産放棄などを行う場合、詳しいことは弁護士や役所などで問い合わせてみてください。ただし、「できるだけ早くに」です。

墓地とお墓の用意

人が死んだら大抵はお墓に入ります。最近では、子供や孫に負担を掛けたくないからとか、自分の気に入った墓に入りたいなどの理由から、生前にお墓を作っておくことも増えてきています。生前にお墓を経てておく事は縁起が言いとされているのも、理由の一つかもしれません。

和型
洋型
五輪型
屋型

墓地の種類

墓地には大きく分けて、公営墓地、民営墓地、寺院墓地の3つがあります。この中でも人気があるのは、公営墓地です。公営墓地は自治体が経営しているため、低価格なのが人気の秘密でしょう。場所にも寄りますが、人気が集中すると、抽選で決めることもあるそうです。民営墓地は価格の面では公営墓地に劣りますが、墓地環境では、公営墓地より優れています。寺院墓地に入るにはまず、檀家(寺の財政面を支援する人)にならなければなりません。それぞれ一長一短ありますが、費用を抑えたいなら、公営墓地がお勧めです。

お墓の種類

お墓にも種類があります。神式、仏式などなら和型が一般的で、キリスト教徒なら洋型を使用しているようです。また沖縄なら、家の形をしているのが一般的です。そのほかにも五輪塔型などもありますし、最近ではオリジナルのお墓を建てる方もいるようです。

価格は、墓石の種類や大きさによって違いますが、一般的には、300万前後が相場のようです。

墓参りのマナー

お墓参りにも仏式、神式、キリスト教式などにより変わります。

・仏式
一般に春秋の彼岸、お盆、年忌法要、祥月命日、月忌(毎月の故人の命日)にお墓参りをします。まずゴミや雑草などを取り除き、墓地内を清掃しましょう。その後花立に水を入れ、墓前に花や供物を、線香は束のまま一度に火をつけ、線香台に立てるか、横にして供えます。墓石に水を掛け、合掌礼拝する。墓前に向かってしゃがむなどして、墓石より体を低くするのがマナー。

・神式
神式ではお墓を「奥都城(おくつき)」と言うそうです。故人の祥月命日に行う「式年祭」(一年祭、三年祭、五年祭、十年祭、二十年祭、三十年祭、五十年祭、百年祭)を中心に春秋の彼岸やお盆に尾墓参りをします。手順は仏式と同じで、ゴミや雑草を取り、清掃して、花立に水を入れます。花は入れずに、榊を入れます。線香は供えません。墓石の上から静かに水をかけ合掌礼拝する。墓前に向かってしゃがむなど、墓石よりも体を低くするのが礼儀。

・キリスト教式
キリスト教では故人の命日に、お墓参りすればいいでしょう。カトリックの場合は、命日祭(毎年11月2日、仏教でいうお盆)にお墓参りをすることもあります。教会で行われるミサに参列する前にお墓参りをすませておきましょう。プロテスタントの場合は、亡くなってから1〜5年目までは、毎年の命日に記念会を行い、牧師を招いて墓前に祈りを捧げます。参列者全員で賛美歌を合唱、聖書の朗読を行い両手を胸のところで合わせ、静かに合掌礼拝します。

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