葬儀の手順

火葬火葬

火葬は日本で一般的な葬式での方法ですが、宗教によっては土葬にする場合や、水槽にする場合もあるでしょう。他にも鳥葬(鳥に肉体を施す)などもあり、宗教によっては千差万別と考えていいでしょう。しかし、ここでは日本の一般的な葬式での方法、つまり火葬について説明します。

お別れの儀

お別れの儀というのはその名の通り最後の別れのとき言います。火葬の前に棺を開けて対面し花を添えます。また、棺のなかに入れるものとして、生前愛用したものや好きだった品物をいれます。 ただし、燃えにくいものや、燃えずに残ってしまうようなものガラス・金属類やダイオキシンなどを発生させるプラスティック類は禁止されていますのでご注意ください。これらのものは入れないようにしましょう。

お別れの儀が終わると、釘打ちをおこないます。釘打ちの由来は、ご遺体が外に出ない対策のひとつとして官を縄でしばっていたところからきています。縄で縛っていたのは、遺体は、火で燃やされると、熱硬直によって腕が出てきてしまうのを防ぐためでしょう。

出棺

告別式とお別れの儀が終わった後に出棺を行います。出棺は遺族数人で棺を担ぎ霊柩車に乗せ、その後、火葬場へ移動となりますが、ここで喪主の方が出棺の挨拶を行います。挨拶は短くてもよいので、自分の言葉で挨拶するのがいいでしょう。それから、火葬場へと移動します。全員がそろったところで火葬がはじまり、終わるまで控え室で待機します。火葬が終われば、箸で骨を壺に写す儀式である「収骨」をおこないます。

箸で収骨するときは、だいたい、二人が一組になって一つの骨を箸で壺のなかにおさめます。マナー本では、これを「箸渡し」ともいい、この世からあの世へ、橋(箸)渡しする意味があると書かれています。しかし、ダジャレに近いので、管理人は「?」とも思いますが。

精進落とし

精進落しとは、四十九日の間精進料理を食べ喪に服す儀式のことをいいます。最近は、ねぎらいの席として、精進落しという儀が使われています。次に、自宅に後飾り壇(御位牌、燭台、香炉を設置した祭壇)を設置し、四十九日まで飾っておきます。火葬の儀が終了してから、初七日法要をおこないます。初七日法要は亡くなってから七日目にするべきなのですが、最近は葬儀の当日に行うのが一般的です。

納骨時期

納骨式とは、遺骨を墓に納める儀式のことをいい、葬儀の当日もしくは四十九日、一周忌の大安におこなうのが一般的です。いつまで納骨を済ませなければならないという決まりはありません。納骨をおこなうときは、火葬許可証、埋葬許可証が必要になります。葬儀同様に、納骨式にも神式、仏式、キリスト式があります。また散骨といって自然に遺灰を戻す方法もあります。もっとも多いのが海洋葬といって海の沖合いでおこなうものです。価格は形式、参加人数により異なりますが、15万〜30万前後の料金が一般的です。

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